2012年5月24日木曜日

日食でずいぶん壊れた様です 今さら……第11回


日食でずいぶん壊れた様です 今さら……第11回

今さら聞けないネットのあれこれ。
今回は「デジカメの扱い」についてお話します。

重要度:★★★
難易度:★★★

先日の金冠日食で、デジカメを壊した方が続出したとか。


遮光フィルターを使わずに、直接カメラを太陽にむけてCMOS※1を焼いてしまったとか。

意外とみなさん知らないようで、デジカメのCMOSやCDD※2と言った画素センサーは瞬間的に強い光を受けるとセンサーの素子が焼き付いてしまい使えなくなってしまいます。

これ、割と有名な話なのですが、意外と知らないようですね。

下の動画は、有名な動画で、ライブ会場で動画撮影中にレーザー光がカメラを横切った瞬間、センサーが焼けて見事な筋が刻まれてしました。

こうなると、センサーの物理的な損傷なので治す方法はありません。
交換ですね。

デジカメ自体は、価格も下がって、1万円も出せば新しいモノが変えますが、携帯に付いているカメラだと、もう大変です。修理の為にそこそこの出費を覚悟しなくてはいけませんね。

レーザーだけではなく、光量の強いストロボでも同様の事が起こるので、注意が必要です。


laser 5 d mark II sensor KILL




CMOSイメージセンサ
(シーモスイメージセンサ/Complementary Metal Oxide Semiconductor Image Sensor)
現在のデジタル撮影機材の主要センサー部分。
小型、小電力と機材の小型化に貢献したセンサー。
ただし、弱く暗い場所での撮影には弱く不向きとされていたが、最近の技術ではかなり改善されて良くなっている。



CCDイメージセンサ
(シーシーディーイメージセンサ/Charge Coupled Device Image Sensor)
CMOS普及前に使われていた、センサー。
極小の受光素子から光を取り出すシステムで、CMOSの普及で減少している。
しかし、受光システムはCMOSより優れておりCMOSの弱点である暗い場所での撮影などはCCDの方がノイズも無く綺麗である。




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